身の程知らずの独学FP2級挑戦6・住宅ローンの返済方法「元利」「元金」教科書だと「元金」がお得だけど。。
richgirlです。
私が住宅ローンを借りた時は「元利均等返済」方法しか選べませんでした。(私がなぜそんなに住宅ローンに選択の余地がなかったかは、建蔽率オーバー物件だったからです)
ただ、その時はほんとに勉強せずに買ってしまったので、銀行のいいなり&疑問の余地はありませんでした。
通常は「元利均等返済」か「元金均等返済」かを選べるはずです。
ここのところ、FP試験対策のテキストには「トータル返済額は元金均等返済のほうが少ない」こう書いてあるので、こう覚えます。過去問にもよく出てくる内容です。
これを知ったときは「ああ〜それなら元金均等返済がよかったナ〜」なんてぼんやり思いました。でも本当に果たしてそうなんでしょうかね?
元利均等返済は
- 返済額は一定
- 当初利息部分が多く、後で元金部分の割合が多くなる。
- 当初返済額は少ないが、トータルで返済額が多くなる。
元金均等返済は
- 返済額は減っていく。
- 元金の返済額が一定で、利息が減っていく。
- 当初返済額は多いが、トータルで返済額が少なくなる。
これがFP2&3級にテキスト上にある内容です。
しかし、繰上げ返済等の処理によっては100%正しいとはいえなさそう。こんな記事をみつけました。
「大損」とはいわないものの、結果「人それぞれによって一概にはいえない」というよくあるaimai答えになってしまいました。
その人のライフプランによって左右されるんです。つまり、これこそがFPの出番となるってことですかね。さあ、私の場合はどうだったのか、あの時銀行のいいなりになってよかったのか、、
あとで計算してみようと思います(どうせ、変えられないから正直めんどくさーーーーいんですが。)
身の程知らずの独学FP2級挑戦5・フラット35を見直してみる
richgirlです。
まともな職についていて、まともな住宅をご購入されるかたは住宅ローンを組むにあたり、「フラット35」をご利用中なのでは?私は残念ながらご縁がありませんでしたので、あらためてそんなテッパン住宅ローン「フラット35」を見直してみました。
フラット35とは、ひとことでいえば
- 最長35年の固定金利型住宅ローン
です。住宅金融支援機構が運営しています。
- 融資条件:70歳未満(申し込み時)。年間合計返済額の割合が、年収400万未満は30%以下、400万以上は35%以下。
- 融資額:100万円以上8,000万円以下。購入価格の100%まで可能。
- 適用金利:金融機関ごと。(融資実行時の金利)
- 融資期間:15年〜35年。申込者が60歳以上の場合は10年、80歳になるまでの35年以下の年数が上限。
- 融資対象:新築&中古住宅。借換もOK。増改築は対象外。床面積70㎡〜、マンションなどは30㎡〜。
- 繰上げ返済:ネットでは10万円以上、店舗では100万円以上(いずれも手数料無料)
以前は「高めの固定金利」がネックとされていましたが、今は空前絶後の低金利時代。固定金利のみのフラット35でも1%〜1.66%(H29年9月調べ)です!も〜できれば利用したいです。
繰上げ返済もが気軽に手数料無料でえいっとネットで返済できちゃう点もいいなと思います。
ちなみに住宅ローンは「財形住宅融資」「フラット35」のほか民間住宅ローンも含め、全て併用が可能です。お金のスキルのある方はいろんな方法で人生最大の出費対策を立てることができそうですね。
間違えやすそうなポイントは
- 「財形住宅融資」は借換え不可、フラット35は借換え可能
世の中まともに生きているとまともな支援が得られるんだな、としみじみ思います。。
フリーランスの青色申告〜Q.消費税はどういうふうに計算する?源泉徴収額は?
richgirlです。
Q.消費税はどういうふうに計算する?
消費税は単価合計から8%。
10%になるのは2019年度から(2017年9月現在)。
見積もりの時に消費税が内税か、外税か決めておく必要もあります。
Q.源泉徴収額の計算方法は?
通常の10%+特別復興税0.21%=10.21%を消費税を加える前の単価から出す。
源泉徴収をしない会社もあるので、先に確認・または源泉徴収をしない額の合計も記載しておくとよい。
※コーディングなど、源泉徴収が必要でない仕事もありますので事前にチェックしてみてください。
わからない方、参考までに見本の請求書を載せておきます。その消費税・源泉徴収額から上の文章理解してみてください。
フリーランスの青色申告〜Q.そもそも消費税は請求していいのか
richgirlです。
そろそろ青色申告のことにとりかからなきゃいけないので、連休にPCに向かっています。そんな自分のため、日記でも記事としても不完全な自分用メモとしてこの世界の片隅に残させてください。
Q.小規模フリーランスの方が消費税は請求していいのか?
いいんです。
答えはここにあるよ
上記サイトより抜粋(流用)
免税業者(免税事業者)の消費税請求について
「消費税の納税を免除されている場合には、顧客に対して消費税を請求してはいけない」と思う方もいるようですが、そんなことはありません。免税者(免税事業者)でも消費税は請求できます。
消費税は、免税事業(免税事業者)であるか否かにかかわるものではありません。消費税法において免税事業者は消費税を上乗せして請求してはいけないとは記されていませんし、また、取引相手が免税事業者か課税事業者なのかを確認することはできません。
そもそも消費税は、売上先に請求した消費税から仕入れ先に支払った消費税を差し引いて納税することになっています。免除されるのは、その納める消費税分です。免除されている消費税というのは、仕入れ時に支払った消費税に上乗せして顧客に請求した分の消費税です。顧客から預かった消費税を免除されているわけであって、仕入れ先に支払った消費税が免除されているわけではありません。
仕入先や外注費、そのほかの経費に対して消費税を払っているので、その分を売上で請求しなければ、自分で負担することになってしまいます。免税業者が消費税を請求することは後ろめたいことではありませんので、ためらわず、堂々と請求しましょう。
だらだらと説明するサイトが多かった中で、わかりやすく、胸がスッとした記載だったので、自分&同じようなフリーランサーさん用メモ。
身の程知らずの独学FP2級挑戦4・あなたの知らない財形住宅貯蓄
richgirlです。
住宅を購入されたことのある方なら誰もが住宅ローンのことを熟知しているはず!
なんですが、あまり深く考えずに購入した人もたくさんいるはず!
だってここにいるもん。
さて、私はFP3級合格者(仮)なのですが、勉強を始めて初めて知った言葉があります。
財形住宅貯蓄(ざいけいじゅうたくちょちく)
ルビをふったのは「ざいがた」とさっきまで読んでいたからです。変換できなくて気がついた。
そんなレベルの人も家を購入してよかったんだろうか、、いや、だからこそ語れる住宅購入失敗談(笑えないレベルで)が山ほどありますが、それはまたいつか語ります。FP2級に受かってから。
なんだかね〜、私もうちの主人もお金の知識が低すぎて、お子様だったんだな〜としみじみまします。これをバネに子供たちには同じ経験をさせないように気をつけますね。
財形貯蓄は勤労者が給与から天引きされる貯蓄制度。
財形住宅貯蓄(住宅用)・一般財形貯蓄(教育費)・財形年金貯蓄(老後資金)の3種があり、一般財形だけ非課税(利息に20%課税)なんですって。
「勤労者」って何だべ?ってこれは「働いてお金をもらっている人」。なんだけど、一瞬何かの引っ掛けか?と迷います。
「給料もらっている人がその給料から天引きされる貯蓄制度」ってことですね。
知らなかったこの制度、どのくらい導入されているかプチ調べしてみました。
大企業ではあたりまえ、でも中小企業では半分くらい〜の様子。でもこの制度、年々利用する企業が減っているんですよ!(厚生労働省H21年調べ)大企業勤務の経験がないので知りませんでした。
それなのに、それなのに、問題は出る。知らなかったのに、知るべきことなのね〜(涙)
さて、話はもどって、 FPの試験の中で必須問題・住宅ローン関連の中に「財形住宅貯蓄」について問題が出てきます。知らなかった、で素通りしたいところですがしっかり抑えておかなきゃなりません(涙)
財形住宅貯蓄とは?
- 自分の居住用の住宅の取得&増改築のための資金を5年以上積み立てる制度。
- 申し込む時55歳未満で、1人1契約。
- 財形住宅貯蓄を目的以外で解約した場合は、過去5年間に生じた利息にさかのぼって課税。
- 非課税で払い戻すには、床面積50㎡以上の購入or増改築が必要。
貯蓄型と保険型がある
- 貯蓄型=財形住宅と財形年金をあわせて元利合計550万円まで非課税。
- 保険型=財形年金は払込保険料385万円まで非課税。財形住宅と財形年金を利用している場合は貯蓄と同じ元利合計550万円まで非課税。
- 財形貯蓄を1年以上積み立てていると、財形住宅融資が受けられます。
- 融資条件=申し込み時70歳未満。財形貯蓄残高50万円以上。
- 融資額=財形貯蓄残高10倍以上〜4,000万円。所要額の9割まで(住宅関連目的のみ)
- 金利=5年固定(5年ごと金利の見直し)
- 融資対象=住宅購入(新築・中古)&増改築。借換え不可。
そんなこんなで、「5」がキーワードとされています。ま、そのほか385とか70とかありますが、問題を解いていて迷ったら「5」のついてる数字にしようかな、私の場合。。
それにしても、世の中いろんな制度があって、みんな自分で「これ、やりたいんですけど」って言わないと何もはじまらないもんですね。。
身の程知らずの独学FP2級挑戦4・FP3級と同じく大事な6つの係数
richgirlです。
FP3・2級ともに頻出の「6つの係数」。
「6つの係数」・・・なんかこう書くとカッコイイ〜
謎をとくキーワードのような・・・
Appleの故スティーブ・ジョブスが始めたような「○つの重要なキーワード」って明確で伝わりやすいです。
「これから○つのことが話されるんだ」というように頭が聞くモードになり、さらに1つ1つのキーワードごとに頭の切り替えができます。
だがしかしこの「6つの係数」、私はテキスト上では最後まで、うまく理解できませんでした。
個々についてをうまく理解できないので、問題を解いて違いを判断するしかありませんでした。とにかくたくさん解いて、問題のなかにあるキーワードを見つけ、あてはまる係数を使いました。
●終価係数(元利合計を求める)
●現価係数(目標額にするための元本を求める)
●減債基金係数/げんさいききんけいすう(目標額にするための毎年の積立金を求める)
●資本回収係数(取り崩し、毎年受け取れる金額を求める)
●年金終価係数(積み立てた○年後の元利合計を求める)
●年金現価係数(○年にわたって○円受け取りたいときの元金)
※住宅ローンの(利息を含めた毎年の)元利均等返済額は「資本回収係数」を使って計算する。
試験で見極めるには、問題の中のキーワードが重要です!
とまあ、単純なキーワードをみつければ大丈夫そうだったのが「FP3級」ですが、FP2級は少し工夫が必要なようです。
例えば
- 現在1,000万円の現金をインフレが年平均2.0%の下では、7年後にこの現金の実質価格はいくらになるか
という問題の場合。6つの係数のうち、どれかを使うのですが、上のキーワードが全然役に立ちません。 目先の数字だけでも解けません。
キーワードは「インフレ(物価上昇率)」です。
インフレ下ではお金の価値は下がります。
「7年間年利2.0%で複利運用して1,000万円にする」というふうに現価係数を使うんです。難しいでしょ。
難しくない?数字に強くてうらやましいです。
身の程知らずの独学FP2級挑戦3・FP3級とは違うところ「FPが活用できる資料」
richgirlです。
時間の許す限り、自分のためにもFP3級とFP2級とで「おっ。これは初めてみたぞ」というところをまとめていこうと思います。
あっ、でもFP3級でもやってることもメモるかもしれません。それは「復習」という言葉が当てはまるね!それか「見逃し」?ポジティ部!
さて、FP2級も「FPとは何たるものか」的なところからテキストスタートです。
- FP業務の内容、それにあたってNGなこと。
- FPがよく業務で使いこなすライフプランニングについて
それをどう読み解くか、ことになりますよね。それで私たち保険だの税だののこと勉強しているんですものね。
ライフプランニングにあたり、
- FPが調査で用いる主な資料
に関する具体的な内容が、FP2級では追加内容になっています。
総務省の「家計調査」(1世帯あたりの1ヶ月の収支)
金融広報中央委員会「家計の金融実行に関する世論調査」(家計の金融資産状況)
文部科学省の「子供の学習費調査」(家庭の教育費)
内閣府の「国民生活白書」(国民の階層別・地域別の所得や消費)
です。はじめて耳にした言葉にこんなのあったんだ〜ってなプチ驚き(恥)
早速、FP3級所持者(仮)として厚生労働相「簡易生命表」のぞいてみましたですよ。
1 主な年齢の平均余命
2 寿命中位数等生命表上の生存状況
3 平均寿命の国際比較
4 死因分析
などなど、交通事故って死因の0.01なんだ〜とか、、別のこと見てしまいます。
子供を持つ親としては文部科学省の「子供の学習費調査」も気になります!
こちらは2年に一度発表されるようですね。ふむふむ、全体的に教育費は増加。幼稚園から高校まですべて私立(1,770万円)だと、公立(523万円)の3.38倍かあ。
とくに小学校を私立にした場合が、一番お金がかかる。
とか、おもしろっ!!
また、金融広報中央委員会「家計の金融実行に関する世論調査」は私にとって一番初耳的な存在だったんだけど、アクセスすると「知るぽると」というサイトにつながります。
ちゃんと「金融広報中央委員会」って記載があるけど、うっかり違うサイトにいっちゃったかなと思いました。
おそらく、私のような人間にも親しみやすい存在になってくれようという計らいなのでしょうね。。「知るぽると」かあ。親しみのある名称を一般公募したのかなあ。。
ここでは「家計の実行〜」意外にも「こどものくらしとお金の調査」「お金の知恵を学ぶリンク集」などいろいろ使いこなせばいいサイトっぽいです。もっとよく見てみたい感じ。
内閣府の「国民生活白書」はよく目にするけれど、実際どんなもんか見たことはありません。そもそも「〇〇白書」ってものをマンガ以外で見たことあったっけ?
データはあるものの、最新が平成20年のもの?そういえば、この間発表された「世論調査」とはまた別?
いろいろ調べてみると、国民生活白書は平成20年度版を最後に発行されておらず、厚生労働省の「厚生労働白書」に記載されているそうな。
うーん、たまたま調べたからよかったけど、そのことテキストには掲載なかったな〜
内閣府ではその他経済財政白書だの原子力白書だの子供・若者白書などが公表されています。。