身の程知らずの独学FP2級挑戦4・あなたの知らない財形住宅貯蓄
richgirlです。
住宅を購入されたことのある方なら誰もが住宅ローンのことを熟知しているはず!
なんですが、あまり深く考えずに購入した人もたくさんいるはず!
だってここにいるもん。
さて、私はFP3級合格者(仮)なのですが、勉強を始めて初めて知った言葉があります。
財形住宅貯蓄(ざいけいじゅうたくちょちく)
ルビをふったのは「ざいがた」とさっきまで読んでいたからです。変換できなくて気がついた。
そんなレベルの人も家を購入してよかったんだろうか、、いや、だからこそ語れる住宅購入失敗談(笑えないレベルで)が山ほどありますが、それはまたいつか語ります。FP2級に受かってから。
なんだかね〜、私もうちの主人もお金の知識が低すぎて、お子様だったんだな〜としみじみまします。これをバネに子供たちには同じ経験をさせないように気をつけますね。
財形貯蓄は勤労者が給与から天引きされる貯蓄制度。
財形住宅貯蓄(住宅用)・一般財形貯蓄(教育費)・財形年金貯蓄(老後資金)の3種があり、一般財形だけ非課税(利息に20%課税)なんですって。
「勤労者」って何だべ?ってこれは「働いてお金をもらっている人」。なんだけど、一瞬何かの引っ掛けか?と迷います。
「給料もらっている人がその給料から天引きされる貯蓄制度」ってことですね。
知らなかったこの制度、どのくらい導入されているかプチ調べしてみました。
大企業ではあたりまえ、でも中小企業では半分くらい〜の様子。でもこの制度、年々利用する企業が減っているんですよ!(厚生労働省H21年調べ)大企業勤務の経験がないので知りませんでした。
それなのに、それなのに、問題は出る。知らなかったのに、知るべきことなのね〜(涙)
さて、話はもどって、 FPの試験の中で必須問題・住宅ローン関連の中に「財形住宅貯蓄」について問題が出てきます。知らなかった、で素通りしたいところですがしっかり抑えておかなきゃなりません(涙)
財形住宅貯蓄とは?
- 自分の居住用の住宅の取得&増改築のための資金を5年以上積み立てる制度。
- 申し込む時55歳未満で、1人1契約。
- 財形住宅貯蓄を目的以外で解約した場合は、過去5年間に生じた利息にさかのぼって課税。
- 非課税で払い戻すには、床面積50㎡以上の購入or増改築が必要。
貯蓄型と保険型がある
- 貯蓄型=財形住宅と財形年金をあわせて元利合計550万円まで非課税。
- 保険型=財形年金は払込保険料385万円まで非課税。財形住宅と財形年金を利用している場合は貯蓄と同じ元利合計550万円まで非課税。
- 財形貯蓄を1年以上積み立てていると、財形住宅融資が受けられます。
- 融資条件=申し込み時70歳未満。財形貯蓄残高50万円以上。
- 融資額=財形貯蓄残高10倍以上〜4,000万円。所要額の9割まで(住宅関連目的のみ)
- 金利=5年固定(5年ごと金利の見直し)
- 融資対象=住宅購入(新築・中古)&増改築。借換え不可。
そんなこんなで、「5」がキーワードとされています。ま、そのほか385とか70とかありますが、問題を解いていて迷ったら「5」のついてる数字にしようかな、私の場合。。
それにしても、世の中いろんな制度があって、みんな自分で「これ、やりたいんですけど」って言わないと何もはじまらないもんですね。。